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自由同和会京都府本部・京都市協議会
2020 新春懇親会を開催
安倍晋三自由民主党総裁からもお祝いのメッセージ

 自由同和会京都府本部(上田藤兵衞会長)、京都市協議会(山口勝広議長)では、令和2年1月15日(水)午前11時30分、京都ホテルオークラにて、「2020新春懇親会」を開催しました。
 来賓には、門川大作京都市長をはじめ、山内修一京都府副知事、国会、府議会、京都市会議員、各種団体、企業など約280名が参加する中で新年を迎えました。
 冒頭、上田会長が新年の挨拶と一年の抱負を述べられたあと、京都市長選挙に関連し、当会として、門川大作氏を「推薦」決定したことから、上田会長から門川氏に推薦状が手渡されました。
 続いて、門川市長から祝辞を頂き、浅田幾美女性部長(副会長)から、必勝を期して花束が贈呈されました。
 来賓祝辞では、山内修一京都府副知事、桂川孝裕亀岡市長、ニ之湯智参議院議員、木村 やよい総務大臣政務官・衆議院議員、田中英之衆議院議員、安藤ひろし衆議院議員、繁本護衆議院議員、山本恵一京都市会議長、二之湯真士京都府議会副議長から頂きました。
 続いて、京都市長選挙に関連して、自由民主党京都府支部連合会幹事長・吉井あきら京都市会議員から、情勢報告とお願いをされました。
 来賓紹介のあと、祝電披露では、安倍晋三内閣総理大臣・自由民主党総裁からメッセージを頂きました。
 乾杯では、野中一秀前南丹市議会議員・和衆会代表が発声され懇親会に移り、参加者らは懇親を深めました。
 閉会の辞は、奥田優也副会長がお礼を述べられ、盛会裏に新年のスタートとなりました。

【主催者挨拶】
自由同和会京都府本部 会長 上田 藤兵衞
差別の解消は、今日も国の責務であり、国民的にも最重要課題なのであります。

 謹んで、新年、あけまして、おめでとうございます。
 新年にあたり、新春懇親会の、ご案内を、させて頂きましたところ、ご来賓として、皆さんも、既に、ご承知のとおり、今年は、全国に先駆けて、京都市長選挙が、この19日に、告示されます。
 この選挙に4選を、目指して、立候補されます、門川大作京都市長様をはじめとしまして、京都府からは、山内修一副知事様
 そして、昨年の10月に、再選を果されました、桂川たかひろ亀岡市長様
 国会からは、二之湯智参議院議員様木村やよい総務大臣政務官様田中英之衆議院議員様安藤裕衆議院議員様繁本まもる衆議院議員様、そして、この度の京都市長選挙での選対事務長である吉井あきら幹事長様、府議会からは、二之湯真士副議長様をはじめとする府議会の先生方、京都市会からは山本恵一議長様をはじめとする市会議員の先生方、また、京都商工会議所をはじめとする経済界の代表の皆様方、京都府下の市長村からは、人権担当の理事者の皆様方、全国からも、川上会長、平河事務局長をはじめとする、多くの仲間にも駆けつけて頂き、このように盛大に開催できます事を心から重ねて御礼申し上げます。
 ありがとうございます。
 昨年は、新天皇が、即位されまして、平成から令和へと新しい時代の幕が開かれました。
 また、改めて、日本の文化を自覚する、そのような契機ともなりました。
 今年は、ご案内のように、東京五輪・パラリンピックという、これも輝かしい世紀の祭典を迎えるのであります。
 そこでの、オリンピック憲章の理念では、多様性が尊重され、人間の尊厳を保つ事に重きを置き、平和な社会の確立を願っております。
 それが、今日の「世界人権宣言」や日本国憲法の理念へと発展して来ておりまして、現在、世界を見れば分断の危機にありましても、政府は、果敢に平和外交に、挑みながらも、情勢と整合する憲法改正をも提言しているのであります。
 内政においても、2016年に制定しました「部落差別解消法」をはじめとした、「人権三法」とLGBTなど性的マイノリティの課題など人権問題も大きく様変わりしておりまして、これら多様な社会に適合する法律の整備も進められております。
 ただ、一番、心配な事は、子供を「社会の宝」としていながら、地域全体で見守り、育てると云う、日本の文化が急速に薄れているのか、怖い事に児童虐待が過去にはありえない、16万件という数値で増加して来ておりまして、現在、私どもの部落差別に関する実態調査も終了しましたし、この3月末までには、調査の結果が公表されるのでありますが、問題や課題が発生するたびに、永年、同和問題をはじめとするあらゆる人権課題の取組みをして来ている、私には、結果の公表よりも、差別意識の基底にあるものに、児童虐待が重なりますから、それに、さいなまされ、苦しんで来ている人生の私には、どうしても、この児童虐待は避けて通れません。
 最高顧問であられた、野中広務先生の生前の言葉まで、蘇って来るのであります。
 野中先生は「誰しもが、差別されず、差別に泣き寝入りするような社会であってはならず、そのためには『人権擁護法案』を成立させなければならない」 と、遺言として、私どもに託されております。
 それは、個別法や「理念」的なものではなくて、人間を性悪なものとした前提において、人権侵害の処理や被害者救済が図られる「閣法」でもって、救済しなければならないという事であります。
 つまり、差別の本質とは、生物が本来持っている生存本能にもとづいて、プログラミングされておりますから、ここを規制する必要があります。
 どうか、みなさん、少子化問題も、つまるところは家事・育児分担など、男女差別にありますし、先の見えない社会の生き苦しさも各種の差別的な、規制にあります。
 一気に、解決できる問題ではありませんが、これらが、少子高齢化や人口減少に、悩む日本の姿そのものでして「課題先進国」とも、云われてまして強いて云えば、『日本存亡の危機』にありますから、差別の解消は、今日も、国の責務であり、国民的にも最重要課題なのであります。
 私ども「自由同和会」は、今年もこのような観点から、政府へ人権政策を提言してまいりますのでご支援の程をよろしくお願い申し上げます。
 結びになりますが、冒頭、お話しさせて頂きましたように、いよいよ、この19日から京都市長選挙がはじまります。
 それも歴代の市長選で、今回は最も厳しい戦いになります。
 なぜなら、相手候補の一人は、自分が「同和行政の改革を実行した」などと、しらじらしく、公言して、はばからないのでありますが、もってのほかでありまして「同和問題の解決は、人権行政の確立でしかない」と、野中先生の強い信念に添って、京都市政を勇気と英断をもって、立ち上がり、同和問題の改革を果たされたのは、ここにおられる門川市長その人なのであります。
 更に、門川市長は、ご就任以来、「現地現場主義」を掲げられて、1万をこえる現場を訪れ、市民の声を大切にされ、それを市政に反映されまして、市民の命と暮らしを守り、福祉や子育て、文化、環境問題から交通や経済政策と、次々に改善された実績が驚愕的であります。
 更に、京都創生・SDGs推進総合戦略を策定するなど、総合的な取組みも進められ、人口減少や少子化対策から府と市との一体化を図られまして、国との関係においても、掲げられている諸課題を解決する実効性や、実現能力があるのは、この門川市長以外にはあり得ないのであります。
 どうか、みなさん、何卒、門川市長にお力を賜りますようよろしくお願い申し上げます。
 本日は、誠にありがとうございました。

【閉会の辞】
自由同和会京都府本部 副会長 奥田 優也