令和元年
人権教育啓発の推進に関する懇談会
自由同和会京都府本部(上田藤兵衞会長)、京都市協議会(山口勝広事務局長)では、令和元年11月5日(金)、毎年実施している京都府・京都市との「人権教育啓発の推進に関する懇談会」をおこないました。
京都市

京都市との懇談会は、午前11時、京都市役所内の会議室でおこない、当会より、山口議長をはじめ、上田藤兵衞最高顧問ら役員が出席しました。
京都市より、文化市民局・別府正広局長をはじめ、共生社会推進室・山村敏雄室長ほか、人権文化推進課長、総合企画局、産業観光局、保健福祉局、都市計画局、教育委員会の担当者にご出席頂きました。
冒頭、山口議長、上田最高顧問の挨拶に続き、別府文化市民局長の挨拶のあと、
山口議長より、別府局長へ要望書を手渡しました。
(文化市民局)
「部落差別解消法」を踏まえ、教育及び啓発の取組み内容、人権相談の体制内容、「京都市人権文化推進計画」の内容、「京都市同和行政終結後の行政の在り方総点検委員会」(最終報告書)から10年の節目を踏まえ、現状と課題について、市立浴場といきいき市民活動センターの現状、昨年度に発生した人権侵犯事件(同和問題含む)の相談件数、性的少数者(LGBT)の取組み内容。

(総合企画局)
SDGsでは、「誰一人取り残さない」持続可能な地域社会の実現のための取り組み。
(産業観光局)
就職氷河期世代が不安定な就労状況にあるなどの課題に対する今後の取組み、就労対策に係わる支援事業の考え方。
(都市計画局)
「崇仁地区将来ビジョン検討委員会」の最終報告を踏まえ、施策の具体的な現状、改良住宅の空き家を有効活用の現状と課題、改良住宅の一般公募の現状。
(教育委員会)
同和問題について教職員への研修の取組み、「京都市いじめ防止等に関する条例」を踏まえ
昨年度のいじめ件数の内容。
(保健福祉局)
高齢化が急速に進み「人生100年時代」とも言われる中での、高齢者が健康を維持し、元気に働くことができる社会への取組み、「障害者差別解消法」を踏まえた取り組み内容、ホームレスに対する自立支援実施計画の取組み内容。
京都府

京都府との懇談会は、午後1時30分、京都ガーデンパレスにておこない、上田会長を はじめ役員が出席しました。 京都府からは、人権啓発推進室・山口孝司室長をはじめ、教育庁・山本真也教監監のほか、政策企画部、商工労働観光部、建設交通部、健康福祉部の担当者に御出席頂きました。 冒頭、上田会長より挨拶されたあと、山口室長が挨拶され、上田会長より山口室長へ手渡しました。
(府民環境部)
「部落差別解消法」を踏まえ、職員及び外郭団体、企業関係機関、府民への啓発内容、人権相談体制の在り方、「新・京都府人権教育啓発推進計画」の現状の取組み、30名以上の従業員を有する企業を対象にした「企業内人権啓発推進委員」の設置企業数と啓発内容の現状、「京都ヒューマンフェスタ2019」の開催内容、性的少数者(LGBT)の取組み、「女性活躍推進法」を踏まえての取組み。
