自由同和会近畿ブロック研修大会を開催

上田会長が今後の取組みなどの基調講演

基調講演を行う上田会長

　自由同和会近畿ブロック（上田藤兵衛会長）、近畿経済商工連合会（上田藤兵衛理事長）では、令和3年2月5日（金）、午前10時30分より令和2年度研修大会及び近畿各局への要請行動をおこないました。
　研修会は「新型コロナウイルス感染拡大防止」をおこなうため、人数制限をおこない各府県本部8名の理事に対し3名を選考し、他の5名については事前に資料を郵送し、議案の可否を取る方式をおこないました。
　研修会では、冒頭、上田会長が挨拶を述べられ、続いて、山口勝広事務局長を議長に選出し、令和元年度事業報告、令和2年度運動方針（案）などが審議され両議案とも承認されました。
　引き続き、基調講演では、上田会長が「部落差別解消法」の第6条にある部落差別の実態調査報告書からみた今後の取組みについて講演されました。
　上田会長は、実体調査の内容について、当会がコメントしたように「想定していた現状と一致し、部落差別は完全に解決の方途にあることが証明された」と述べられました。
　「ただ、あくまでも解決の方途にあるのであって解決したわけではなく、引き続き、当会の果たす役割は重要である」と強く述べられました。
　また、新しく選出された理事も出席したことから、なぜ当会が結成されたのか、これまでどのような功績を果たしてきたのか、今後、どのような運動をしていかなければならないのか、などについても詳しく説明されました。

各府県本部から理事が出席して行なわれました