京都市立芸術大学が「崇仁」へ移転

京都市立芸術大学の移転式典が盛大に開催される（撮影：中谷賢太）

　京都市立芸術大学（赤松玉女学長）では、令和5年10月1日（日）、西京区からJR京都駅東側の崇仁地区への全面移転を記念し、新キャンパスでオープニングセレモニーを開かれ、西脇隆俊京都府知事、門川大作京都市長、赤松玉女学長をはじめ、客員教授を務められている三笠宮彬子さまも出席されました。

公益財団法人 世界人権問題研究センター 移転開所式

門川大作京都市長	西脇隆俊京都府知事	坂元茂樹理事長
		（公益財団法人 世界人権問題研究センター）

　この学内には、公益財団法人世界人権問題研究センター（坂元茂樹理事長）も移転する事が決まり、同年10月11日（水）、午後2時、移転開所式及び記念講演会がおこなわれ、自由同和会京都府本部より上田藤兵衞会長ほか役員が出席しました。
　式典では、坂元理事長の挨拶に続き、西脇隆俊京都府知事、門川大作京都市長らが祝辞を述べられ、鷲田清一氏（哲学者・京都市立芸術大学前理事長）による「『多様性』という視点～その光と影～」について記念講演がおこなわれました。
　当センターは、平成６年に平安建都１２００年を記念して、人権問題を総合的に調査・研究する我が国最初の専門的機関として、文部省（現文部科学省）から認可を受け、京都府・京都市及び京都商工会議所の支援により設立されたものであります。
　この度、多様化する人権問題について新たな展開を図ると共に、府・市民が人権について学び、交流し、世界に「人権・芸術・環境」を発信する拠点となるため、京都市立芸術大学キャンパス内に移転したものであります。同センターは、校舎７階に入り、研究室のほかに講義を行う多目的スペースなどがあり、およそ２万冊を所蔵する図書館は一般の方も自由に利用できます。

新た根拠点でスタートする世界人権問題研究センター

除幕式がおこなわれる