「人権週間」（12月4日～ 10日）

第26回人権セミナー「世界人権宣言」75周年記念

多くの参加者で会場が埋め尽くされました

　自由同和会京都府本部（上田藤兵衞会長）と京都商工会議所（兒島尚宏専務理事）で構成する「京都懇談会」では、令和5 年12月7 日（木）、午後2時より、ホテルオークラ京都にて「第26回人権セミナー」を開催しました。
　セミナーは「人権週間」（12月4日〜10日）にあわせて、京都府民をはじめ行政、各種団体、企業などを対象に、人権意識の向上を図る事を目的に開催しているものであり、京都府・京都市・（公財）世界人権問題研究センター「後援」、ＮＰＯ法人自由人権国民会議「協賛」にて盛大に開催されました。
　冒頭、主催者の上田会長と京都商工会議所・兒島尚宏専務理事から挨拶が述べられ、来賓紹介のあと記念講演がおこなわれました。

記念講演

●テーマ	「世界人権宣言」 75 周年記念 〜世界情勢からみた日本の人権問題の現状と課題について〜
●講　師	炭谷　茂氏 恩賜財団済生会理事長 / 元環境事務次官 / 元総務庁地域改善対策室長

　炭谷氏は、本年が、1948年、国連総会で「世界人権宣言」が採択されてから75周年を迎えた事について「この宣言は、世界の国々で人権が普遍的なものであるとのもとで採択されたが、今もなお、諸外国では軍事衝突が繰り返され、悲惨な状況にある」と危機感を述べられました。
　また、国内においても、人権をめぐる社会情勢が流動化しているが、弱者の声が届く社会形成が必要である」と述べられました。