2024新春懇親会
自由民主党岸田文雄総裁からお祝いメッセージ
鏡開きで乾杯をおこない新年のスタートを迎える
自由同和会京都府本部(上田藤兵衞会長)・京都市協議会(山口勝広議長)では、令和6年1月16日(火)、午前11時30分、ホテルオークラ京都において「2024新春懇親会」を開催し、役員・会員をはじめ、行政、国会・府議会・市会議員、各種団体、大学、企業からのご来賓と合わせて約250名に出席頂きました。また、京都市長選挙の告示前という事もあり、松井こうじ候補予定者も出席されました。冒頭、主催者を代表し上田会長より新年の挨拶を述べられ、来賓祝辞に続き、1月21日告示、2月4日投開票で実施される京都市長選挙に出馬予定の松井こうじ候補予定者へ上田会長から「推薦状」が手渡され、松井氏の決意表明のあと、浅田幾美女性部長から激励の花束が贈呈されました。続いて、来賓紹介のあと、祝電披露では、岸田文雄自由民主党総裁からのメッセージが読みあげられました。
鏡開きのあと、茶道裏千家淡交会青年部全国代表者会議元議長の高木修氏の発声で乾杯が行われ、懇親会では恒例のお年玉じゃんけんゲームで盛り上がり、閉会の辞は、森山浩司副会長が参加者へお礼を述べ、新年のスタートを迎えました。
【主催者挨拶】
「人間の安全保障」の確立と同義語でもある
「人権擁護法案」を今年こそ成立させよう!
自由同和会京都府本部 会長 上田 藤兵衞
失礼致します。
謹んで、新年あけましておめでとうございます。
本年も、新春懇親会のご案内をさせていただきましたところ、このように多くのご参加を賜りました事をまずもって心から厚く御礼申し上げます。
そして、同時に能登における地震の被災者へ心からのお悔やみとお見舞いを申し上げますと共に、災害義援金は送っておりますが、一日も早い復興に私自身も微力ではありますが、ボランティアに参加したいと思います。
さて、本年は年頭早々に京都府知事の西脇隆俊様と、京都市長の門川大作様へ表敬の訪問にお伺い致しました。
そこでは、人権をとりまく世界情勢や、日本国内での人権状況から、私どもの今年一年の運動方針もお伝え致しました。
本日、ご参加下さっております、古川副知事・吉田副市長をはじめ、関係部局の皆さまにご配慮いただきましたことを感謝申し上げます。
ありがとうございました。
さて、新年にあたりまして私からは、2点についてお話しさせていただきたいと思います。
1点目は、皆様もご承知の通り、この1月21日告示、2月4日投開票であります京都市長選挙が実施されます。
まずは、4期16年にわたり、この京都を引っ張ってくださった門川大作京都市長のご退任に対しまして、心から感謝と敬意をお伝えしてまいりました。
長い間、本当にご苦労様でございました。
そして、本日お越しの松井こうじさんが、私どもの友好機関であります自由民主党から推挙されました。
皆さん、大きな拍手でお迎えください。
ありがとうございます。
松井さんにつきましては、後ほどご挨拶をいただきますが、皆さんもご承知の通り、京都でお生まれになられ、東京大学を卒業後、当時の通産省に入省され、そして、平成13年の参議院選挙で、初当選を果たされました。そして2期、参議院を務められた後、内閣官房副長官を歴任され、現在は慶應義塾大学教授としてご活躍されておられます。
その松井さんが、「文化首都京都を創る会」からの推薦をお受けになり、熟慮に熟慮を重ねられた末に勇気と英断をもって、立ち上がって下さったのであります。
私どもと致しましても、機関決定を経て松井さんの「推薦」を決定致しました。
後ほど、推薦状をお渡しいたします。
松井さんには、この間、門川市長が果してこられましたす全ての人が尊重し合う包摂のあるまちづくりの構築を継承していただき、人権及び文化と、遅れております北陸新幹線、これに伴う隧道工事は有事における核シェルターとなり必須とします。
文化遺産の保護だけではないわけであります。
インフラも含めた先進都市として京都が世界のモデルになるべくリーダーシップを発揮していただきますようお願いしておきたいと思います。
また、皆さんにおかれましても、松井さんが必ずや勝利するようにご支援の輪を大きく広げていただきたいのであります。
高いところからではありますが、宜しくお願いしたいと存じます。
2点目は、世界情勢から見た日本の人権状況についてであります。
ご承知の通り昨年は1948年国連総会で、「世界人権宣言」が採択されてから75周年を迎えました。
この宣言は、世界の国々で人権が普遍的なものであり、平和の基いであるという合意のもとに、二度と戦争は起こさないと誓ったものでした。
それを、安保理・常任理事国のロシアによるウクライナ侵攻や、イスラエルとパレスチナ自治区、ハマスとの軍事衝突など、「世界人権宣言」の崇高な理念がないがしろにされています。
国内においても人権をめぐる、社会情勢が流動化する中、人権に関する様々な問題が様変わりしてきており、日本も世界も転換点を迎えております。
私どもの自由同和会は、結成当初から、政府総務庁時代の「地域改善対策協議会」と人権政策に関しての意見交換をしまして、そこで、これまでの同和政策を発展的に高めまして、人権政策の中で残る問題を解消していきましょうと合意しまして、最初から「人権基本法」をその地対協の会長である磯村英一先生からいただいたのであります。
ところが、なんでもかんでもはなから人権では、収拾が付かないと前田法務大臣から、ガバナンス上の修正を求められまして、少し省略しますが2000年に成立させた「人権教育啓発法」と、2002年に上程しました「人権擁護法案」に、分けたのであります。
教育・啓発法は、成立しましたが、擁護法案は廃案になりましたから、その後に次々と起こります人権問題を自民党は個別法で対応するとして、取り組んでくれましてご案内のように「ヘイトスピーチ解消法」「障害者差別解消法」、2016年に「部落差別解消法」そして「LGBT理解増進法」も、昨年の6月に成立したのであります。
ですが、このようにして個別法を成立させてはいますが、そのどれもが理念法であるために単なるお題目でしかありません。
つまりは本来の目的である差別の解消に向うどころか、むしろ人権問題が複雑化して来ておりまして、ネット上にも毎日の生活の場での人間関係にも差別がむき出しになって来ております。
この40年近く、私どもは「政府の地対協」と寄りそい向きあって来ているのは、人権に関するリソースを集中出来るわけですから、それを活かして関係省庁である法務省から、法案をいただきました。
それが、私どもが求めてきています救済を図る目的の「人権委員会」の設置を中心とする「人権擁護法案」であります。
こうして、私達は奇跡が起こったかのように環境整備が整いましたので、この法案を野中広務先生にバトンタッチしてさっそく、自民党総務会まで持ち上げていただいたのですが、それが、充分に根回し出来なかったためにとんでもない誤解から、廃案になってしまったのであります。
つまり、野中広務先生イコール「同和対策の延長」だというとんでもない誤解が生じまして、ここから皆さんもご存知の様に、麻生太郎先生とガチンコしてしまいまして全会一致が原則の総務会ですから、廃案となりました。
ですが、なぜ同和対策の延長という事が、廃案の理由となったのかという事の説明が必要となりますので、少しご説明しますと「部落解放同盟」という運動団体が、1950年代半ばに、政府の方針である同和対策特別措置法を超えて、早急な解決こそが国の責務として運動団体独自の法案を提出したのです。
それが「部落解放基本法制定要求国民運動中央実行委員会」なるものを立ち上げて、そこに自治体の長を会長として法律制定闘争をしました。
更に、憲法14条にあります「門地」の問題がありまして、それをもって天皇制反対闘争も起こりました。
政府は「同和問題は、国内問題であるという見解」と『門地の問題』は国会で内閣法制局の第一部長の木村陽一さんが答弁しているように「憲法は天皇、皇族について一般国民と異なる特殊な地位を認めており、この地位は憲法第14条に規定する『門地による差別』の「例外」である。
また、皇族の範囲は法律に委ねられている、つまり皇室典範の事ですが、ともかくこの問題も決着済でありますが未だに、彼らの団体は天皇制反対闘争をしております。
この様な事から、起こっています同和問題に対するアレルギーから来る差別意識は未だに強くあります。
それは、申し上げておりますようにこの運動団体が、日本国憲法を充分に理解していないところからの誤解と、そこから来るアレルギーが、『人権法案』を廃案にしたのであります。
そして、それだけではありません。
未だに糾弾闘争という看板も降ろしていません。
もう一度申し上げます。せっかく法務省からいただいた法案を廃案にしてしまったのであります。
ですが、現在これ以上にはあまり公には出来ませんが、私は政府や麻生先生の事務所へ何度もお伺いをしてまして、先生や秘書さんらとも親しく語らいが出来てまして、誤解も解消しました。今日お越しの西田先生や他の親しい先生方と、何としてもご理解していただけるような法案を上程出来るよう『組織にも図りたい』と思っております。
日本国は、世界に向けても、国内にあっても、「民主主義国家」だと宣言しております。
その中心的な課題は、私がいまここで述べております人権政策の法律の整備なくしてありえないのであります。
また、「人間の安全保障」の確立と同義語でもあります。
そして、特に有事には必要とします。
どうか、このような考えのもとに、私たちは「人権」という広い視点に立ち、本年も更に邁進して参りますので、皆様におかれましては引き続きご支援、ご協力を賜りますと共に、今年一年が皆様にとりましても、幸多き年となります事をご祈念申し上げまして、年頭のご挨拶とさせていただきます。
本日は誠にありがとうございました。
~ 新春懇親会 御来賓祝辞 ~
京都府副知事 古川 博規 |
京都市副市長 吉田 良比呂 |
自由民主党京都府連会長 参議院議員 西田昌司 |
参議院議員 吉井 あきら |
京都府議会議長 石田宗久 |
自由民主党京都府連幹事長 京都市会議員 津田大三 |
京都市長選挙候補予定者 松井こうじ |
松井候補予定者に推薦状を手渡す上田会長
松井候補予定者に激励の花束を贈呈する浅田幾美女性部
<2024新春懇親会 御来賓・御祝電>
●御来賓 |
(順不同・敬称略) |
【議員関係】 | |
自由民主党京都府支部連合会・会長 自由民主党参議院議員 自由民主党衆議院議員 〃 自由民主党参議院議員 自由民主党京都府支部連合会・幹事長 京都市会議員 自由民主党京都府第6選挙区 支部長 京都府議会議員 自由民主党京都府第2選挙区 支部長 自由民主党京都府第3選挙区 支部長 京都府議会議長 自由民主党京都府議会議員 〃 〃 〃 〃 〃 自由民主党京都市会議員 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 長岡京市議会議長 元京都府議会議長 自民党京都府連・元事務局長 自民党京都府連左京支部 幹事長 自民党京都府連青年局常任幹事 京都市長選挙候補予定者 |
西田 昌司 勝目 やすし (秘書 勝山 陽子) 田中 英之 (秘書 秋本 貴法) 吉井 あきら 津田 大三 園崎 弘道 佐野 英志 森 干晟 石田 宗久 渡辺 邦子 青木よしてる 田島よしみつ 大澤 彰久 津田 ひろや 小巻 久美 富 きくお 橋村 芳和 寺田 一博 山本 恵一 田中 明秀 下村 あきら 椋田 隆知 桜井 泰広 森田 守 平山 たかお 谷口 みゆき 山本しゅうじ 白石 多津子 植田 喜裕 大島 仁 西垣 吉洋 岡野たかしげ 松井 こうじ |
【市町村関係】 | |
京都府人権啓発推進室長 京都府教育委員会 教育監 京都市文化市民局共生社会推進室長 京都市教育委員会指導部担当部長 |
浅野 浩司 村山 和久 寺井 一郎 福知 賢治 |
【各種団体】 | |
山科経済同友会 会長 京都府看護連盟 会長 〃 幹事長 京都府防衛協会 女性部長 元茶道裏千家淡交会青年部 全国代表者会議 元議長 茶道裏千家 京都府警備業協会 会長 京都市日本保育推進連盟 会長 〃 事務局長 京都ビルメンテナンス協会 会長 京都商工会議所 常務理事 京都府社会福祉協議会 常務理事 京都市社会福祉協議会 常務理事 世界人権問題研究センター 常務理事 京都府商工会連合会 事務局長 京都府中小企業団体中央会 事務局長 京都銀行協会 事務局長 西日本高速道路(株) 調査役 黄檗宗・宗務総長 萬福寺・執事長 ふるさと京都 会長 |
川中 長治 澤井 美智子 寺村 理恵子 橋村 尚 高木 修 藤岡 研史 宇多 雅詩 河原 善雄 植松 三博 藤井 忍 窪田 裕幸 中井 敏宏 芳賀 正明 淀野 実 足立 誠 山口 靖弘 今井 喜久雄 井下 貴司 荒木 将旭 中野 代志男 |
【自由同和会】 | |
自由同和会中央本部副会長・佐賀県本部 会長 自由同和会中央本部産業就労委員長・大阪府本部会長 自由同和会奈良県本部 会長 自由同和会滋賀県本部 事務局長 自由同和会兵庫県本部 事務局長 |
野口 賢治 畑中 幸司 仲本 博文 堀川 悠也 三浦 真佐人 |
●御祝電 |
(順不同・敬称略) |
【議員関係】 | |
内閣総理大臣・自由民主党 総裁 元衆議院議長 自由民主党衆議院議員 〃 〃 京都府議会議長 自由民主党京都府議会議員 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 京都市会議長 自由民主党京都市会議員 奈良県町村議会議長会 会長 |
岸田 文雄 伊吹 文明 田中 英之 本田 太郎 勝目 やすし 石田 宗久 荒巻 隆三 のせ まさひろ 藤山 裕紀子 中村 正孝 中島たけふみ 森口 亨 古林よしたか 近藤 永太郎 田中 英夫 うもと 和久 西村よしなお みちはた弘之 新澤 良文 |
【市町村関係】 | |
福知山市長 舞鶴市長 綾部市長 宇治市長 宮津市長 亀岡市長 城陽市長 向日市長 長岡京市長 八幡市長 京田辺市長 京丹後市長 南丹市長 木津川市長 大山崎町長 久御山町長 井手町長 宇治田原町長 笠置町長 和束町長 京丹波町長 伊根町長 与謝野町長 |
大橋 一夫 鴨田 秋津 山崎 善也 松村 淳子 城 﨑 雅 文 桂川 孝裕 奥田 敏晴 安田 守 中小路 健吾 川田 翔子 上村 崇 中山 泰 西村 良平 谷口 雄一 前川 光 信貴 康孝 西島 寛道 西谷 信夫 中 淳志 馬場 正実 畠中 源一 吉本 秀樹 山添 藤真 |
【各種団体】 | |
京都商工会議所 会頭 京都府商工会連合会 会長 福知山商工会議所 会頭 |
塚本 能交 沖田 康彦 塩見 和之 |
【自由同和会】 |
|
自由同和会神奈川県本部 会長 | 八木橋 聖一 |