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人権教育・啓発の推進に関する要請行動
自由同和会京都府本部(上田藤兵衞会長)では、毎年、12月に実施している京都労働局並びに京都地方法務局への要請行動をおこないました。
京都労働局
宮田部長へ要望書を手渡す上田会長
京都労働局への要請行動は、令和3年11月29日(月)、午前10時30、局内会議室にておこない、当会より、上田会長ほか役員が出席し、京都労働局からは、宮田昌幸職業安定部長のほか、職業安定課、職業対策課、雇用対策課、職業・雇用均等課など、関係課の担当者に出席頂きました。
冒頭、上田会長の挨拶に続いて、宮田部長からも挨拶を頂き、上田会長から宮田部長へ要望書が手渡されました。
要望項目では、「新型コロナウイルス」感染拡大に伴い、誤った情報や認識に基づき、感染者や労働者などに対する差別への対応や雇用調整助成金や各種助成金の現況、企業などに対する高額な書物、金品を強要する「えせ同和」行為の現状と対応、企業内に設置されている公正採用選考人権啓発推進員の設置企業数並びに設置企業や人権研修の内容、パワーハラスメント、セクシャルハラスメントの現状と啓発内容、就職氷河期世代への就労サポートや未就労者に対する支援相談・体制などについて、説明を受けました。
京都地方法務局
西田局長へ要望書を手渡す上田会長
一方、京都地方法務局への要請行動は、令和3年12月15日(水)、午前10時、局内会議室でおこない、当会より上田会長ほか役員が出席し、京都地方法務局からは西田正延局長ほか、人権擁護課、人権擁護専門官らにも出席頂きました。
冒頭、上田会長の挨拶に続いて、西田局長からも挨拶を頂き、上田会長から西田局長へ要望書が手渡されました。
要望項目では、「新型コロナウイルス」感染拡大に伴い、誤った情報や認識に基づき、感染者や医療関係者、また職場内などでも不当な差別、偏見に対する啓発について、「部落差別解消法」を踏まえた相談体制のあり方について、企業や行政等に対し高額な書物、金品を強要する「えせ同和」行為の現状と対応策、「えせ同和行為対策関係機関連絡会」の活動状況、同和問題をはじめとする人権侵害に関する相談件数、「同和問題委員会」の開催状況、「いじめ防止対策推進法」・「障害者差別解消法」を踏まえての啓発内容、性的少数者(LGBT)問題への啓発内容、法務局長の同和地区視察の実施などについて説明を受けました。